ニュース
-
ヘルパー「還暦でも若手」 進む高齢化、60代超4割弱公開日:2023.01.30訪問介護を担うホームヘルパーの高齢化が進んでいる。2021年度の民間調査では4割弱を60歳以上が占めた。低賃金などを理由に若手が育たず、介護現場の人手不足が深刻だ。ベテランヘルパーの負担が増加しており、体力が必要な作業ではケガや事故のリスクも潜む。訪問介護事業者からは「このままでは事業が継続できない」と不安の声が上がる。 (日本経済新聞 12月24日) 一般的に、介護サービスの中で高齢者の働く場が増えることは、高齢者の雇用機会の拡大という観点で歓迎されている。ただ、訪問介護は、一人で要介護者宅へ赴いて介護を行うため、体力が必要となることが多い。ベッドからの移動など、高齢のホームヘルパーにとっては、厳しい業務もある。介護施設内での業務であれば、若い職員に手助けを求めたり...