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企業年金、インフレ抵抗力弱く 労使が向き合う「20年で3割目減り」公開日:2026.03.202026年の春季労使交渉が始まった。経営者も労働組合も物価の伸びを超す高い水準の賃上げを目指す方向で一致する。労使の関心は生活給である給与や賞与に集中するが、抜け落ちている議論がある。将来受け取る年金や退職一時金だ。このままインフレが続けば、驚くほど年金の価値は下がる。三菱UFJ信託銀行の試算によると、物価が毎年2%上昇すると、将来受け取る年金や退職一時金の実質的価値は20年間で3割以上低下する。2000万円の退職給付は1346万円に価値が目減りしてしまうという。 (中略) ある関係者はインフレ対応が先延ばしになっている現状を「掛け金や給付の増額などコストアップを嫌う企業、賃金や賞与の引き上げを優先したい労働組合、労使合意の原則で動けない行政という三すくみ」と評する。 (日本経済新聞 ...
