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介護施設 高齢者が「助手」 掃除や配膳、職員に余力公開日:2019.06.20人手不足が深刻な介護業界で、高齢者を活用する動きが全国で広がってきた。25を超える都道府県でベッドメークなど補助業務に特化した仕事を担当する「助手」として採用されている。介護福祉士など資格を持つ職員には本来の業務に集中してもらう狙いだ。介護は2025年度まで55万人の人手確保が必要とされており、元気な高齢者の活躍が欠かせなくなった。 (日本経済新聞 6月7日) 介護施設で高齢者が要介護者を介護する姿は珍しくなくなった。介護福祉士などの専門職の採用が難しくなっている中、資格を必要としない業務については、積極的に介護助手に任せて、全体のマンパワーを確保しようとすることは、至って合理的な判断だ。高齢者にとっても雇用の場が拡がるのは歓迎すべきことだ。 最近では、高齢者の雇用...