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増える運転手の急病事故、高齢化リスク公開日:2021.02.19タクシーなどの職業運転手の体調が運転中に急変し、事故を起こすケースが後を絶たない。今年に入っても東京都渋谷区で、くも膜下出血を起こしたとみられる70代の男性運転手のタクシーが暴走し6人が死傷した。運転手の高齢化が進む中、事業者の責任は増しており、国はハード・ソフト両面で対策を急いでいる。 (産経新聞 1月24日) 職業運転手の運転中の急病は、若い運転手でも起きうることではあるが、やはり、高齢になるとその発生確率は高くなる。急病によって事故が起きればバス会社やタクシー会社などの事業者の責任も問われることになり、運転手の高齢化は事業者にとってもリスクだ。 もっとも、事業者のリスクは保険など金銭的な対応でカバーすることもできる。一方、取り返しがつかないのは、交...