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確定拠出年金、75歳から受給可能に 厚労省が改革案公開日:2020.01.16厚生労働省が検討してきた私的年金制度の改革案が23日、わかった。確定拠出年金の受給開始年齢は個人型(イデコ)、企業型ともに60~70歳の間で選べるが、これを60~75歳に広げる。イデコはすべての会社員が入れるようにするほか、加入できる年齢も延ばす。税制優遇を受けてより長く運用できるようにして、老後の資産形成を後押しする。(日本経済新聞 12月24日) 公的年金の受け取り開始年齢を60~75歳に拡大することのであれば、私的年金のひとつである確定拠出年金の受給開始年齢もこれに合わせて60~75歳に幅を拡げるのは自然なことだ。ただ、確定拠出年金には、掛け金や利息・運用益が非課税になるなど税制上の優遇措置がある。受給開始年齢を遅らせれば、運用益の非課税の期間は長くなり、国にとっては...