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ホワイトハッカーの高額報酬広がる Googleは1.6億円公開日:2019.12.19データ漏洩リスクなどIT(情報技術)システムの脆弱性を見つけた外部ハッカーに企業が報奨金を払う動きが世界で広がっている。経済のデジタル化でソフトウエアが組み込まれた製品が増え、製造業も含めて不具合への対応が喫緊の課題になっている。米グーグルが優秀なハッカーに1億6000万円超を用意するなど報奨金額は増加の傾向だ。サイバー防衛にハッカーを味方につける仕組みができつつある中、日本企業の動きは鈍い。 (中略) グーグルは2010年からソフトの不具合を見つけたハッカーに報奨金を払ってきた。今回、スマートフォン基本ソフト(OS)「アンドロイド」の遠隔操作につながるバグ(欠陥)発見への報酬を20万ドルから大幅に引き上げた。公表ベースでは産業界で過去最大額だ。 ソフトの不具合を利...