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選べる労働時間、広島電鉄導入公開日:2017.07.04広島電鉄(本社・広島市中区)は26日、9月中旬から短時間正社員制度を導入すると発表した。理由を問わず本人の希望に応じて勤務時間が決められ、フルタイムに戻ることも可能。希望者を転換させるほか、新規採用者にも適用する。同社は「少子高齢化が進む中、多様な働き方が選べる環境を整備して人材を確保したい」としている。 同社は、1734人(6月15日現在)の正社員のうち、電車の運転士と車掌、バスの運転手が7割を占める。勤務時間はシフト制で早朝、深夜の勤務もあり、1日の労働時間は7・5時間だが、待機時間などで拘束時間は10時間を超えることも。65歳の定年前でも不規則な勤務による体力の不安から、短時間勤務を望む人もいたため、数年前から検討していた。 (中略) 短時間勤務の社員が増える分をカバーするた...
