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労災に増える高齢者 目立つ「転倒」4割近くが60歳超公開日:2019.06.06働く高齢者の労働災害(労災)が増えている。2018年に労災に遭った60歳以上の働き手は前年よりも10.7%増え、労災全体の4分の1を占めた。政府は70歳までの雇用の確保を努力義務として企業に課す方針を打ち出したが、高齢者が安心して働ける職場づくりが課題として浮かび上がる。 厚生労働省が17日発表した18年の労災発生件数は前年比5.7%増の12万7329人だった。このうち60歳以上は3万3246人と、全体の26.1%に達した。10年前の08年は18.0%だった。 (朝日新聞 5月18日) このところ、毎年、労災の統計が発表になるたびに、高齢者の労災の増加が話題になる。年々、高齢者の就労が拡大しているので、労災に占める高齢者の割合が増大するのは当然ではあるが、高齢者の方が労...