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世界の出生率、驚異的な低下 23カ国で今世紀末までに人口半減公開日:2020.08.13出生率の低下により、世界の人口は2064年にピーク(約97億人)を迎えた後、今世紀末には約88億人にまで減少するという予測を、米ワシントン大学の研究チームが発表した。研究者たちは、社会に「仰天するほどの」衝撃をもたらすことになる出生率の低下に対して、世界は準備不足だと指摘している。 (BBC NEWS 7月15日) 少子高齢化は日本だけの問題ではない。平均寿命は世界中で延びているし、世界全体の出生率は減少している。先進国だけでなく、今まで出生率が高かったアフリカやアジアでも出生率の低下が顕著になってきた。この記事に紹介された米ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)のレポートによれば、2017年の世界の出生率は2.4だ。2.1を切ると世界の人口は減少に転ずることになる。...