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来たる2025年問題 今から備え必要公開日:2018.12.25高齢化によって深刻さを増す人材不足や公的年金の危機が叫ばれるようになってきた。しかしさらに深刻な状況が生じる恐れがあると多くの識者が警告している。それが「2025年問題」だ。来たる2025年問題に備えて、今から十分な対策と備えが必要になるだろう。 2025年問題とは、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる時代に起こる問題を指す。今後10年間ほどで日本の人口は15歳から64歳の生産年齢人口が7000万人ほどまでに減少することが予想されている。その一方で全人口に占める高齢者の割合は増加を続け、2025年には75歳以上の高齢者の割合は全人口の18%以上、65歳以上の高齢者の割合は30%を超える。世界の国々が今まで経験したことのない超高齢社会に直面するのだ。加えて高齢者世帯の約7割が一...