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シニアを「負担」にしない、働き方の「再設計」公開日:2019.01.25人手不足が新たな常態となる中、シニアの力をどう生かすかが社会全体の問題になってきた。年金財政の逼迫もあり、政府は65歳以上の継続雇用を政策課題として打ち出す。だがなし崩し的な雇用延長は企業の重荷となり、競争力をそぎかねない。 (中略) 定年制がないライフネット生命保険は昨年4月に人事制度を見直し、1年間の技術や意識の成長評価を賃金に反映するようにした。65歳定年のSCSKは、シニアの活躍次第で500万円近くも年収が変わる。 成長を目指して成果を上げれば、年齢を問わずに報いる。体力などに応じ、緩やかな働き方も用意する。シニア雇用の実現に求められているのは、従来型の人事・賃金制度や働き方の「再設計」にほかならない。 (日本経済新聞 1月10日) シニアの雇用を企業の負担...