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働く高齢者、月収62万円まで年金減額せず 厚労省検討公開日:2019.10.25厚生労働省は働く高齢者の年金を減らす在職老齢年金制度を見直す。今は65歳以上で47万円を超える月収がある人は年金が減るが、月収を62万円に引き上げて対象者を減らす案を軸に議論する。60歳を超えても働く高齢者が増える中、年金が減る仕組みは就業意欲をそぐとの批判がある。見直しにより、働く高齢者を後押しする。 厚労省が9日に開く社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会で、年金減額の対象縮小や廃止の案を示す。縮小案を軸に年末までに結論を出し、2020年の通常国会での法案提出を目指す。 (日本経済新聞 10月6日) 働いて収入を得ても、一方で年金が減額されるのでは、働く意欲が沸かないのは人として自然な感情だ。特に在職老齢年金制度で減額された年金は戻ってくることはないので、対象...