ニューストッピック
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ロボットが拡げるシニアの雇用機会公開日:2014.10.28長らくロボット大国と言われ、産業用ロボットでは今なお競争優位を保っている日本のロボット技術ですが、近年、その技術を応用して人の運動能力を支援するロボットの開発が加速しています。 応用される動作支援ロボット たとえば、筑波大学の山海教授が開発し、大和ハウスが販売しているロボットスーツHALは、人の生体電位信号を検知して、人の筋肉の動きに合わせてロボットを動かします。生体電位信号とは、脳が筋肉を動かそうとするときに脳から筋肉に送られる信号が電位の変化として皮膚表面に現れたもので、これをセンサーで検知して解析すると脳がどの筋肉をどのように動かそうとしているかが分かります。したがって、生体電位信号に合わせてロボットを動かすと、その人が意図したとおりにロボットが動作し、あたかも自分...