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大和ハウス、ロボットで3K現場の腰痛なくす公開日:2018.05.16茨城県の南西部に立地する大和ハウス工業の竜ヶ崎工場。ここでは、重さ16kgもある衛生陶器(トイレ)を作業員がわけもなく持ち上げて運んでいる。その腰には見慣れない機器が装着されている。CYBERDYNE(茨城県つくば市)が開発したロボットスーツだ。 同社は今年4月10日、全国9工場でロボットスーツ30台を本格導入した。鉄骨や重たい部材の集積作業で作業員の負担を軽減する。狙いは人材の確保にある。日本の労働生産人口は1995年をピークに減り続けており、2030年には約8割まで減ると予測されている。大和ハウス工業竜ヶ崎工場長の平原和洋氏は、「竜ヶ崎工場がある茨城県の南西エリアは工場や物流施設が増えており、人の確保が難しくなっている」と打ち明ける。同工場ではまず、メーカーから仕入れたトイレや床材...