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元気なうちは「長く働く」 後押しする仕組みが続々公開日:2020.06.02日本企業で「55歳定年」が一般的だった50年ぐらい前、男性の平均寿命は70歳前後だった。しかし人生100年時代には定義も変わる。日本老年学会などは「高齢者とは75歳以上とすべきだ」と提言。今年3月には改正高年齢者雇用安定法が成立し、70歳までの就労が現実味を帯びてきた。60代はまだ現役世代といっても過言ではない。ただ社会保障制度はその実態に追いついていない側面がある。60歳を過ぎて働くには公的制度を理解し、賢く使う必要がある。 (日本経済新聞 5月28日) この記事では、賢く使うべき公的制度として、年金をもらい始める年齢を遅らせる繰り下げ受給の上限年齢の75歳への延伸、一定以上の収入がある働く高齢者の年金支給額を減らす在職老齢年金の見直し、そして、厚生年金に加入するハ...