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高齢者の働き方、変わる節目に 70歳まで就労機会の措置公開日:2021.01.152021年は高齢者の働き方が変わる節目の年となる。高年齢者雇用安定法の改正で、4月から企業は従業員が70歳まで働けるような措置をとる努力義務を負う。背景には少子化による労働力不足や社会保障財政の逼迫がある。長寿化が進むなか、人生の後半戦をどう生きるか、一人ひとりの価値観が問われる。 「65歳以降も働きたいですか」――。太陽生命保険は毎年実施する社員向けの現況調査で、20年に初めてこんな問いを設けた。17年4月に定年を60歳から65歳に延長し、さらに希望すれば70歳まで嘱託社員として継続雇用する制度を導入した。定年延長で働く60代社員などからの回答は約5割が「働きたい」だった。 (日本経済新聞 1月1日) 高齢になっても働きたいと思う人が多いのは、日本社会の特徴のひと...
