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厚生年金加入、70歳以上も 厚労省が納付義務を検討 受給額を上乗せ公開日:2019.05.07厚生労働省は会社員らが入る厚生年金について、一定額以上の収入などがある場合、70歳以上も加入して保険料の支払いを義務付ける検討に入る。現在は70歳未満としている保険料の納付期間が長くなるため、受給できる年金額は増える。健康寿命は延び続けており、将来に備えて長い期間働く高齢者が増える可能性がある。 (日本経済新聞 4月16日) 厚生労働省は、年金を受け取る年齢を70歳超にできるようにする方向で検討を進めてきたが、それに加えて、70歳以上にも厚生年金の加入を義務付ける方針が明らかになった。実現すれば、年金財政の改善には効果があるが、抵抗も小さくないだろう。 少なくとも、企業にとっては、保険料負担が増加するのはマイナスだ。高齢者を雇用する動機を減退させる可能性もある。...
