ニュース
-
「腰かけシニア」は限界、自ら磨いてこそ公開日:2020.12.23「腰掛けシニア」。こんな言葉が企業でささやかれている。定年後にやる気をなくしたまま企業にしがみつく社員のことだ。企業活力研究所(東京・港)の調査によると「意欲を持って働いている」と答えた60代は54%と半数にすぎない。働き手としてもう一度輝いてもらおうと、一律の処遇をやめ、仕事の内容や成果を給与に反映するといった取り組みが広がっている。 (日本経済新聞 12月12日) 意欲を持って働かない社員がいるのは、社員の問題なのか会社の問題なのかという議論がよく行われる。結局、双方に問題があるというのが実際のところだ。かつては、社員も会社も定年後の再雇用は腰掛けで良いと思っていることも多かった。しかし、70歳まで働く時代になると60歳から70歳まで腰掛けというのではあまりに長い...