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財形貯蓄70歳未満まで加入可能に公開日:2024.09.13厚生労働省は利子が非課税になる財形貯蓄制度に加入できる年齢を、現在の55歳未満から70歳未満に引き上げる検討に入った。働く高齢者が増えていることを受けて、制度を見直す必要があると判断した。財形貯蓄は従業員が金融機関と契約を結んで、給与天引きで積み立てる仕組み。60歳以降に年金として受け取る財形年金貯蓄と、住宅購入・リフォーム費用にあてる財形住宅貯蓄は、あわせて元利合計550万円までの利子が非課税となる。ただ加入年齢が55歳未満という制限があった。 (日本経済新聞 6月3日) 70歳までの雇用機会の提供を企業の努力義務としている以上、財形貯蓄制度の加入年齢も70歳未満に引き上げるのは当然ではある。むしろ、現在でも55歳未満になっていることの方に違和感を覚える人も多いだろ...