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埼玉県の「70歳現役」認定77社、業種偏重に課題も公開日:2018.04.26埼玉県が2017年度に始めた定年を70歳以上に引き上げる「生涯現役実践企業」の認定制度で、3月末までに77社が認定を受けた。15~64歳の生産年齢人口が減少するなか、高齢者が元気なうちは働ける環境を整え、労働力低下を抑える狙いで、一定の成果を上げている。ただ、業種に偏りがあるなど課題も多く、県は取り組みを強化する。 県は16年度に、66歳以上の継続雇用など一定条件を満たす企業を認定・支援するシニア活躍推進宣言企業の制度を開始。生涯現役実践企業はその上位に位置づけ、定年の廃止または70歳以上への引き上げを実施している企業を認定する。最大200万円を助成する70歳雇用推進助成金を創設し企業の取り組みを促した。 (中略) ただ認定を受けた77社は技術職や資格職が多い製造、医療・福祉、建設...
