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高齢社員にジョブ型雇用 三菱UFJ信託、年収100万円増公開日:2023.09.19三菱UFJ信託銀行は60歳以上の再雇用社員を対象に、職務内容を明確に定める「ジョブ型雇用」を導入した。市場部門などでの指導役や対外的に講師を担ったり、現場の営業に精通していたりする人材への適用を想定する。業務内容によって異なるが、年収は100万円ほど上昇する。再雇用社員の活躍の幅を広げる狙いがある。 「シニアジョブコース」という名称でまず70人程度を対象に試験的に導入した。半年ごとに人数を増やして25年に正式導入し、26年までに200人規模に拡大する。最終的に再雇用社員の半分にまで認定をひろげる考えだ。 (日本経済新聞 8月3日) 60歳以上の再雇用社員の待遇改善が続いている。定年延長など、一律に60歳以上の社員の制度を変える企業もあるが、既存の再雇用制度を残したまま、...