ニューストッピック
-
年金、前倒し受け取り増加も 厚労省が減額率見直し案公開日:2019.11.14厚生労働省は18日、公的年金の受給開始年齢をずらすことに伴う年金額の増減率の見直し案を示した。60歳からもらう場合、今は65歳より30%減る仕組みだが、24%減にする。一方、65歳より受け取りを遅らせる場合の増額率は据え置くため、早く年金をもらう人が増える可能性がある。現在60~70歳の間で選べる受給開始時期を60~75歳に広げ、最大84%増やす案も示した。 (日本経済新聞 10月18日) 受給開始年齢による年金額の増額率は、何歳で年金をもらい始めても生涯の年金額を一定にするというルールで決められている。たとえば、60歳からもらう場合は、60~65歳までに受け取る額が、65歳から死亡するまでの減額の合計と等しい。 60~65歳の受給額は、 「基準年金額×(1-...