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60代の労災が急増 スーパーなど安全対策に遅れ公開日:2020.05.19働く高齢者の増加に伴い、小売業やサービス業で60歳以上の労働災害が急増している。60歳以上の就労が広がる一方で、建設業や製造業に比べると安全管理体制の法的な縛りが緩いことが背景にある。3月末に改正高年齢者雇用安定法が成立し、70歳までの就労が現実になる今後、他産業並みの安全確保が求められている。 (中略) 中央労働災害防止協会(東京・港)によれば、小売業の60歳以上の労災(休業4日以上)は18年が4612件。13~18年に年平均8.8%のハイペースで増えた。同じく労働力の高齢化が進んだ建設業の60代が、年平均1%減らし続けたのと際だった違いをみせる。 (日本経済新聞 5月2日) 労災の発生確率は、建設業や製造業が高い。高所での作業や機械の操作には、危険が付きものだ。 ...
