ニュース
-
65歳以上の就業率25%、シニアが企業を支える時代公開日:2023.06.14経験や技術を伝え、次の世代を育てる。働くシニアが増え、シニアの社員に求められる役割も大きくなっている。人材難を背景に、企業にとって欠かせない存在となりつつある。 (中略) 総務省の労働力調査によると、2022年の65歳以上の就業者数は912万人で、過去最多となった。65歳以上の人口に占める就業者の割合も、25・2%となり、増加傾向にある。特に、65~69歳の就業率は11年連続で上昇し、5割を超えている。 (中略) 金沢市の建設業「トーケン」の会議室。工事現場の様子を映し出すモニター越しに、技師長の岡喜勝さん(69)から同市内の現場にいる社員へと指示が飛んだ。同社は2017年から、360度回転し、画像を拡大することでボルトの状態まで確認できる高精細カメラを現場に設置。本社の会議室や...