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「65歳超えても働きたい」6割以上 16年厚労白書公開日:2016.10.11厚生労働省は4日、2016年版の厚生労働白書を公表した。60歳以上の人の6割以上が、65歳を超えても仕事をしたいと考えていることがわかった。高齢者の就労に対し、国が取り組むべき施策をきいたところ、企業が高齢者を雇いやすくする施策や希望者全員が65歳まで働けるしくみづくりなどが挙がった。 白書のタイトルは「人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える」で、高齢化に直面する日本の現状や課題をまとめた。日本の65歳以上の人口は2015年に26.7%となった。高齢化は今後も進み、2060年には65歳以上の割合が39.9%になる見通しで、人口の2.5人に1人が高齢者という計算になる。 白書は高齢者の就労意欲の高さを指摘。60歳以上を対象にした調査では65.9%が65歳を超えても仕事がしたいと考えて...