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雇用保険改正、シニアの味方に 失業給付手厚く公開日:2017.01.04働く高齢者に大きな影響がある雇用保険の改正が年明け1月に迫ってきた。65歳以降に転職した人も雇用保険の対象になるほか、加入者は失業給付の支給回数制限がなくなり、介護休業給付金も利用できる。 (中略) 現在は週20時間以上働き、31日以上の雇用見込みがある人は雇用保険に入るのが原則だが、65歳以上で新規雇用された人は加入できない。65歳前から雇用保険に入って同じ会社で働く人は加入し続けられるが、65歳未満に比べるといくつかの制約があった。 来年1月以降は加入時の年齢による制限はなくなり、労働時間などの条件を満たした人はだれでも雇用保険へ加入できる。厚労省の試算では約64万人が新規加入する見込みだ。この改正で、まず失業給付が大きく変わる。65歳以上の加入者が失業すると、賃金の50~...