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電力データで高齢者のフレイル検知、5年後に全国200自治体公開日:2025.06.07中部電力は電力データを使った高齢者の虚弱検知サービスを全国の自治体向けに本格展開する。各戸の電力使用量を人工知能(AI)で解析し、高齢者の心身が衰える「フレイル(虚弱)」のリスクを高い精度で判定する。2025年度に27件と見込む導入自治体数を、5年後には200件に増やす。 サービスは「eフレイルナビ」。独り暮らしの高齢者世帯を対象に、電力スマートメーターから使用電力量を30分ごとに計測。高齢者の同意を得たうえで、データをAIで分析する。フレイルとなった人は外出時間が減ったり室内での活動量が減ったりするため、電力使用量の変動幅が縮小する傾向がある。 (日本経済新聞 4月24日) 2023年4月からサービスが開始された「eフレイルナビ」。3年目に入って、中部電力は普及を加速...