高齢女性の生き方探る、還暦以降のキャリアセミナー

女性の60歳以降の生き方を考えるセミナーが4日、小城市小城町のゆめぷらっと小城で開かれた。
(中略)
 セミナーを開いたのは、佐賀県シルバー人材センター連合会。山口雅久会長は「シルバー人材に求められる職種は、草刈りなど男性を対象にした仕事ばかりではなく、軽度の仕事も少なくないことから女性会員を増やさないといけない」とあいさつした。
(佐賀新聞 7月5日)

日本の労働力の確保のためには、高齢者と女性の就労率の向上が課題とされるが、とりわけ、高齢、かつ、女性である人が働きやすい社会環境を整備することが重要だ。全国各地のシルバー人材センターでも女性は活躍しているが、比率でいえば男性の方が圧倒的に多い。一方、スーパーやコンビニなどの小売業では女性のパート従業員が多いが、その理由のひとつは、女性が多く働いている様子を多くの人が目にすることができ、そこは女性に向いた職場だという認識が社会に浸透していることにある。

実際には、あまり人目に付かないところにも高齢の女性が活躍する場はたくさんある。行政としては、一般には知られていない雇用機会を広く伝える努力を続けるべきだ。今は新型コロナウイルスの感染を危惧して仕事を辞める高齢者も出てきているが、感染症が永久に続くことはない。高齢の女性には様々な雇用機会があるという認識が広まれば、新型コロナウイルス終息後の就労意欲を促進させることになるだろう。