65歳以上の“ハッスルシニア”が担う仕事の中身
マイナビは、直近半年以内に非正規雇用の採用業務に携わった採用担当者を対象に「シニアバイトの採用に関する調査」を実施した。その結果、直近半年間に65歳以上のシニアのアルバイトを「新たに採用した」企業は34.9%となり、前年から2.5ポイント減少したことが分かった。
(中略)
マイナビは65歳以上のシニアで、週30時間以上もしくは週5日以上アルバイトとして勤務し、働く意欲が高いシニアを「ハッスルシニア」と命名。現在シニアバイトを雇用している企業のうち「ハッスルシニアがいる(半数以上+それ未満)」と回答した企業は69.8%。業種別に見ると「製造ライン・加工(メーカー)」が85.7%で最も高く、「事務・データ入力・受付・コールセンター」が78.3%、「警備・交通誘導(セキュリティなど)」が77.8%で続いた。
(ITmedia ビジネスオンライン 7月12日)
65歳までは、それまでの職場で働く人が多いが、65歳を過ぎると、アルバイトとして今までとは異なる職種で働く人が増える。複数の短時間の仕事を掛け持ちする人も少なくないが、ひとつの仕事に多くの時間を就業するとなると、ここに挙げられている「製造ライン・加工」、「事務・データ入力・受付・コールセンター」、「警備・交通誘導」が定番だ。これらの業務では、最初に仕事に就くときに習得すべきノウハウがあるが、一旦、習得するとハッスルシニアとして長い時間働くことができる。
今後、さらに、65歳以上の雇用機会を拡大するには、仕事に必要なノウハウの習得を容易にすることが重要だ。AIやロボット、センサーなどの先端技術は、そのノウハウ習得のハードルを下げるのに役立つだろう。たとえば、AIが製造ラインにおける作業手順を教えたり、間違ったときに注意を促したりしてくれれば、働く人のノウハウ習得は早くなる。AIは人の代替になるだけでなく、人を支援して働く機会の拡大にも貢献することができる。
