介護職は「シニア働きやすい」、ニチイ学館調査

ニチイ学館(東京都千代田区)は6月18日、自社で働く介護スタッフを対象にした「シニア介護士」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は今年3月にインターネットを通じて1万1418人に実施した。
(中略)
50代以上で介護の仕事を始めたスタッフに介護の仕事を選んだ理由を聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは「年齢に関係なく就職・勤務できる仕事だから」で38.8%。以下、「家族の介護を経験した」(29.7%)、「将来介護が必要になることを考え、経験しておきたいと思った」(28.6%)など。
(高齢者住宅新聞 7月1日)

既に介護を仕事としている人を対象にしたアンケートなので、シニアにとって介護職は働きやすいという回答が多くを占めるのは当然ではある。ただ、介護の仕事を選ぶ理由が、年齢に関係なく就職・勤務できて、家族や自分にとって身近な仕事だから、というのは、介護の仕事に就いていない人にも共感できる理由ではないだろうか。

要介護度が高い場合には、介助に体力が必要となってシニアでは厳しい業務もあるが、器械や若い介護スタッフの支援があれば、可能な業務の幅は広がる。一方で、シニアの介護スタッフは、要介護者との年齢が近く、共通の話題が豊富だ。介護者と要介護者とのコミュニケーションを深める触媒として、介護施設で貴重な役割を果たしている。シニアが職場でより活躍するためには、このような適性に応じた役割分担が欠かせない。