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働く高齢者増 期待…予防医療 財政支援強化公開日:2019.04.04政府は病気・介護の予防強化で健康寿命を延ばし、「元気な働く高齢者」の増加を図る考えだ。医療・介護費の抑制と、保険料や税金の担い手確保を同時に実現する狙いがある。企業の継続雇用年齢の65歳から70歳への引き上げと合わせ、安倍内閣が掲げる全世代型社会保障改革の柱とする。 (中略) 厚生労働省などは、予防で発症や重症化のリスクを減らせる生活習慣病に照準を合わせている。2015年度に保険診療で医療機関に支払われた医科診療費30兆461億円のうち、がんや糖尿病などの生活習慣病は34・5%を占めた。 (読売新聞 3月21日) 寿命が延びる中、もし、健康寿命が延びなければ、介護が必要な期間が長くなることになり、本人にとっても社会にとっても負担が大きくなる。健康寿命の延伸は、国を挙げ...