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シニア住宅で消えぬ過剰介護、低家賃で囲い込み公開日:2025.09.17社会保険料が高すぎる――。先の参院選では手取りの増加や保険料引き下げが論点になった。少子高齢化が主因だが、給付のムダが保険料の上昇を招いている面もある。介護分野では報酬の上積みを狙う事業者が、シニア向け住宅の入居者に過剰なサービスを提供する事例がなくならない。行政も是正を急ぐが、実態の把握が難しく解消は遠い。 (中略) 介護保険の仕組み上、住宅型施設の事業者が自らサービスを提供するより、外からサービスを受ける方が出来高払いで多くの介護報酬を得られる。比較的安く入居させ、併設・隣接する関連法人の事業所が上限近くまでサービスを提供し、利益を上げる事業モデルが成立している可能性が高い。 (日本経済新聞 8月3日) 介護サービス計画書を作成するのは、ケアマネージャーの仕事だ。...