コラム

  • IoTただいま進化中
    あらゆるモノをインターネットとつないで自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うIoT(Internet of Things)が急速に広がっている。 この用語は、アメリカで活躍するイギリス人IT技術者ケビン・アシュトンが1999年に初めて使った造語というから、比較的新しい言葉であり、概念である。 もちろん、それ以前にもIoTはあった。GEは航空機エンジンやガスタービンなどの自社製品をインターネットに接続して遠隔監視し、顧客に対し運転支援や保守サービスを提供する仕組みを早くから導入していた。 三菱重工でも自家発電機や舶用ディーゼルエンジンなどで、稼働状況を24時間把握して、顧客に同種サービスを提供する仕組みを、20年以上前にスタートさせていたと記憶する。 IoTの源流は、機械・電気...