コラム

  • 選択肢広がるシニア向け住宅-多様化する住居ニーズ-
    高齢化社会の進展に伴い、量的な拡大を続けてきたシニア向けの住宅市場ですが、ここにきて、質的な選択肢が広がりをみせてくるようになってきました。 従来から課題となっている介護を必要とする高齢者の入居施設の整備が、今後とも重要な社会問題であることに変わりはないでしょう。しかし、高齢者のニーズが介護だけというわけでもありません。 高齢者の中でも、健康状態がよく活動的な生活を送っているいわゆるアクティブシニアの人々が快適に暮らすことのできる住宅、これも高齢化社会が求める社会的なニーズです。 このニーズに応えるため、たとえば、UR賃貸住宅は、シニア向け賃貸住宅として、既存の団地を改造した「高齢者向け優良賃貸住宅」や「高齢者等向け特別設備改善住宅」、新築も含めて整備する「URシニア賃貸住宅」...