コラム

  • エージレス社会の理念と現実
    エージレス社会とは、高齢者が年齢による差別的扱いを受けず、自らの能力と責任で活き活きと生きることのできる社会のことをいう。 この観点から、雇用面での年齢差別禁止を最初に法制化したのはアメリカで、1967年に40~65歳の年齢層についての差別を禁止した。その後、1978年に70歳までに改正、1986年に至って上限年齢を撤廃した。 男女差別、人種差別、宗教による差別などの撤廃を進めて来たアメリカは、年齢を理由とした扱いの違いも差別として、早くから法制化をして来た。アメリカでは、企業が社員を雇い止めする場合など、年齢を理由にできず、職務遂行能力の低下や欠如を理由としなければならない。新規に雇用する場合も年齢を聞くことは出来ない。因みに、性別を聞くことも出来ない。男か女かは職務遂行能力と関係...