シニア海外ボランティア

専門知識を活かして海外でボランティア活動を。

雇用形態 ボランティア
主な紹介職種 9つの専門分野(計画・行政/農林水産など)
給料目安 家族手当、往復旅費、現地生活費、住居費、国内手当等を支給
利用条件 満40歳から満69歳
応募書類に基づき、技術審査・語学力審査・健康診断審査あり
メリット やりがいのある仕事ができ、手当も支給される
デメリット 高度な専門知識・経験が必要

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シニア海外ボランティアとは

シニア海外ボランティアとは、ご自身の持っている技術・経験を開発途上国の人々のために活かしたいと望む方を派遣するJICAの事業です。派遣期間は原則2年間で、協力内容は多岐に渡ります。応募資格は満40歳~69歳の日本国籍を持つ方(禁固刑以上の刑に処せられ、その執行を終えるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人、暴力団員その他の反社会的勢力に属する者を除く)です。募集は年に2回、春と秋に行っています。
『第2の人生は世界の人の役に立つ仕事をしたい』という人はシニア海外ボランティアでの活動も良いでしょう。年齢制限はありますが、仕事の中で培った経験や能力を活かし、世界の人々に喜ばれやりがいを感じる事が出来ます。

シニア海外ボランティアに興味がある方はまず日本各地で開催されている『説明会』に参加する事をお勧めします。 活動内容や申込み方法、OB・OGの体験談が聞けるだけでなく、疑問点や不安な事なども相談に乗ってくれます。 そして、応募の意思が固まれば応募となります。応募に際しては募集期間が決められていますので、注意が必要です。 
また、応募しても直ぐに海外に派遣される訳ではなく、1次選考・2次選考を経て初めて合格となります。派遣期間が2年のボランティアで採用された場合、合格後から語学の事前学習をし、日本でも研修施設にて35日程度の施設内研修に参加する必要があり、これらを経て初めて海外に派遣されます。 おおむね訓練修了後1か月半後に派遣先へ赴任となります。派遣先に赴任後の現地での生活費はJICAから支給されます。(休暇に赴任国外に旅行に行く時などは私費になります)

シニア海外ボランティアは任期が2年の為、じっくりと赴任先の文化や生活習慣を理解した上で支援にあたる事が出来ます。また、短期ボランティアは短期間で相手国の要請に沿った支援が出来ますので、自分の経験などを考慮しどちらのボランティアで参加するか決めると良いでしょう。 

現役の方が参加する場合は注意が必要

海外ボランティアに参加するメリットは『海外で経験が積める事』や『視野を広げる』事、『長年培った技術や経験が途上国の発展の役に立て、やりがいを感じられる』事などがあります。 ただし、帰国後の就職支援をJICAは支援・あっせんしてくれる事は無いため、離職して海外ボランティアに参加する人は帰国後、自分で就職活動をしなければなりません。 

そのため、自分の人生設計(帰国後の予定など)についてしっかりと考えた上で応募する事が大切です。「離職してボランティアに参加したが、年齢的に再就職が難しい・・・」と言う事もあります。年齢が上がれば上がる程再就職が難しくなる傾向にあるため、そのことを踏まえ海外ボランティアを考えると良いでしょう。 
シニア海外ボランティアは、就職ではなく「ボランティア活動」です。専門的な知識や語学力も必要となってきますので誰もが参加できるものではありませんが、条件が当てはまる方は現役引退後の選択肢としてチャレンジするのもよいでしょう。

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