ネットワーク
現役時代のネットワーキングを活かして再就職を。
雇用形態 | 正社員・契約社員・嘱託社員・請負・パートまで様々 |
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主な紹介職種 | 前職の経験を活かせる物が多い |
給料目安 | 職種、ポジションにより差があり 交渉次第 |
利用条件 | 現役時代のネットワークの広い方に有利 |
メリット | 条件面での交渉がしやすい 仕事内容があらかじめ把握できるケースが多い |
デメリット | 知り合いの紹介の為、逆に交渉がしにくいことも |
現役時代からネットワークを築いておくことが大切
前職で多くの取引先と親しくしていた人や、積極的に人の集まる場に出向き人脈を広げている人は、自身のネットワーク(人脈)で仕事を探す事も有効です。 特に、前職で取引のある相手の場合、仕事ぶりなども知っている為、しっかりと仕事に取り組んでいた人であれば会社側から「当社で働きませんか?」などと声がかかることもあります。あなたを採用する事で、企業側は即戦力として活躍出来る人材の確保や前職で培った仕事の姿勢やノウハウなどを還元してもらえるというメリットがあります。 自分のメリットとしては、前職で得た知識や経験・ノウハウを活かせる事が多いので、経験を活かしたい・役に立てたい人に向いていると言えるでしょう.
デメリットとしては、給与面等の労働契約があいまいになる可能性があるという事です。 特に知り合い(個人経営の会社)と仕事をする場合、「昔からお世話になっているから、お給料の事は言いにくい・・・」や「本当は生活面を考え、●●万円以上の給与がもらえるとありがたいんだけど・・・」などと言うような事が切り出しにくく、あいまいなままや相手の言い値で仕事を依頼を受けてしまうと後々揉め事になる事可能性がある事です。
また、相手の仕事のやりかたが目に付くようになり、友人関係であれば仲良くいられたが、仕事をする相手となる事で喧嘩別れしてしまい、付き合い自体が無くなる事もあります。『お世話になった事』という義理はあるにせよ、自身の生活を犠牲にして働く事は後々の生活を大変にするばかりでなく、ストレスが爆発すれば2人の関係性も悪くなります。 そのような事態を回避するためにも、入社前に条件面等しかりと話し合い、確認する事(出来る限り労働条件通知書などを書面でもらいましょう)が大切です。 そして、今後のお付き合いの為にも「納得面等で折り合いがつかなければ、潔く辞退する事」も大切です。『親しき仲にも礼儀あり』です。
遠慮をせずに積極的にアプローチを
ネットワークをたくさん持っている人は是非、『仕事を探している』事を周囲に積極的に伝える事をお勧めします。『仕事を探している』という事を人に伝える事は抵抗もあり、勇気も必要ですが、周囲に伝える事で、思いもよらない所から仕事や求人の情報が来る事もあります。未経験職種でも、その仕事に就く為に通った学校やクラスメイトから情報が来る事もあります。
シニアの皆さんは多くの人脈やネットワークを築き上げてきている方も多いので、是非積極的に活かしてください。